古民家風のこと
新しくドームハウスの
代理店になろうとしている工務店の方々が
我が家の見学にいらっしゃいました。
今度の12月で
我が家のドームハウスも6年目です。
部分的に気になるところも出てきていたので
ちょうどプロの方に相談できてよかったです。
我が家の内装は
古民家みたいと言われますが
日本じゃないみたいとも言われています。
その理由はドームハウスの空間よりも
建具や道具にあると思います。
我が家の内装は
和室への入り口に取り付けられている
1枚の古いガラスの引き戸から始まりました。
何十年も前の素敵なガラス戸を見て
これが自然に収まるような家にしたいと思いました。
そこから
子供部屋の扉に使用している
ヨーロッパの昔の子供タンスに付いていたという
彫刻の施された小さな扉や
押入れに使用している
檜の一枚板で作られている板戸など
道具探しが趣味の主人が
古くてもまだ何十年も使用できそうな
手入れされた
素敵な建具を見つけてきました。
その当時、
天然木の建具がいいです。というと
工務店の方が紹介してくださる
新品の既成の建具はどれも6万円以上でした。
それでも欲しいと思うものがなく
主人が見つけてくる
良質な木材に職人の技が施され
古いですが大切に手入れされてきた建具は
2万円程度で購入できました。
(少々値引いてもらっていますが)
どちらが良いのかは
それぞれの価値観があります。
我が家でも
時代にも国にもこだわらず
純粋にモノを見て
今のモノと昔のモノの良いとこ取りをしました。
新しいモノが良いのは当然ですが
新しいモノで全てを整えてしまうと
いつまでも新しいモノをそろえないと
落ち着かない
せわしない世界にいるような気になります。
古いモノも上手に取り入れていると
少々道具が古くなっても
楽な気持ちで生活できています。
そしてゆっくりと構えて
本当に良いモノに出会ったときに
買い換えれば、いいと思っています。
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