頭の先は長い筆
今日のヨガのポイントは
・弱い動きの方が芯に響く。
・脳や筋肉にインプットされた動きにとらわれず
日々からだと対話する。
・イメージする事で動きは変わる。
最近のまゆみ先生のヨガはフェルデンクライスの考えを
取り入れているのだとか。
まず立った時、足の裏のどこに立っているのか。
かかとか?爪先か?感じてみる。しっかり一本一本の指が
床を感じているか?
その後に座って左右両足両腕の指の第一関節をひとつづつ
ねじっていきました。末端を刺激する事で全身の気の流れを
良くするさようがあるようです。
弱い刺激の方が芯に伝わるし芯のインナーマッスルをほぐしていけます。
そして仰向けになったとき、背骨は床に全部着いているか?
一つ一つの骨を意識してください。
肩甲骨、背中、腰、お尻、腿、膝、ふくらはぎ、かかと。
左右同じように着いていますか?
仰向けになって頭をコロコロとゆっくり動かしてみると
頭だけでなく肋骨や背骨、腿、膝と関連して
動いてくることに気がつきますか?
大人になると動きが部分化していくもの。
部分で動かす事が多くなっていくけれど、自然体はそうでないはず。
仰向けの状態で頭を持ち上げることは簡単にできるけれど、
頭の重さを感じて1mm上げてみようとすると重たく感じるのでは?
赤ちゃんの動きを思い浮かべてみてほしい。
例えば寝返りを打つときどうしているのか。
体も足も手も頭も一緒に動いているのに気がつきます。
それが無理のない動きなのかもしれない。
先生の生徒さんでバイオリンを弾く方がいらっしゃいます。
yogaをした後に弾いてみるとトロンとなめらかな音色に変わるらしいです。
手先だけでなく全身で奏でることができるようです。
人の脳は100%あるうちの5%しか使えてないと言われています。
一度、脳や筋肉がインプットしてしまった動きに捕らわれないでみましょう。
そして体をほぐしていくのに大切なのはイメージ。
鼻から息を吸い込む時」に良い香りを思い浮かべると
深い呼吸ができたり、
頭の上に長い筆が着いていて筆先にたっぷりと
墨を着けて線を描くイメージで頭を左右にボールのように
コロコロと動かすことで頭や首につっかえていた
動きがスムーズにゆったりしてきたり。
イメージする事で動きがこんなにも変わるのかと感心しました。
最後に「オーム」と合掌して終わるのですが、
丹田から頭のてっぺんを意識して声を出すのと
ただ単に出すのとを比較しました。前者の方が低く
深い声を皆さん出していた様な気がします。
丹田は体の中心で中庸な所です。常に丹田を意識し
イメージしていく事を大事にしていきたいと思います。
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